女性のための体質向上セラピスト、平岡祐子です。
最近、「仕事が出来る人はランチを食べない」という話をよく聞きます。
食べた後に眠くなるので仕事の生産性が落ちるため、というのが理由のひとつだそうです。
私はセラピストとして、マッサージなどの施術が仕事ということもあり、体力を必要とするため、食事は空腹の時に食べるようにしています。
ですが、眠くなることはほとんどありません。
ではなぜ、こんなにも食後に眠くなる人もいると思いますか?
その理由は、咀嚼不足です。
つまり、ほとんど噛まずに飲み込んじゃってるのです。
食べ物は口に入ると、まず唾液で分解されます。ですが、咀嚼が足りないと、その分、分解と消化は胃腸ですべて頑張らないといけません。
(私達だって、やるべきことがあるのに、次から次へと余計な仕事を任されたら、その時やるべき事が出来ませんよね。)
胃腸は、咀嚼で分解出来なかった分の消化をするため、血液もエネルギーも必要とするので、脳にいくはずの血液は自然と少なくなり、眠くなってしまうのです。
お腹は空くけど、眠くなるから我慢している方は、咀嚼を見直してみてくださいね。
●正しい咀嚼の目安
・一口は肩頬に入る分
・30回は噛んでから飲みこむ(食べ物がドロドロになるくらい)